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12/15 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」は野村萬斎さん

野村萬斎さんの「プロフェッショナル」。

番組を見る前はストイックな萬斎さんの姿を想像していました。
そのように想像していた場面も勿論数多くありましたが、
「え?」と意外、それ以上に驚く場面が。

萬斎さんのお子さんの初舞台。
お子さん扮する子猿に過酷な運命を話し伝えるところで、
本番の舞台でありながら涙を流していました。

狂言の野村家に生まれた男児は狂言師になる運命。
演目の内容と現実が重なり、
萬斎さんの中で様々な思いがこみ上げて、
涙がこぼれたそうです。

「禁断の涙」と番組では紹介されていました。
普通の感覚だと感情移入から感動的なシーンと言いたいところですが、
「禁断」と銘打たれているくらいなので、
狂言の舞台で涙してはいけないのでしょうね。
なんとも不思議な感じでした。

そしてもうひとつは萬斎さんが悩みながら稽古しているところです。
どんなに素晴らしいパフォーマンスも
苦労や工夫、時間を重ねて出来上がると改めて思いました。
パッとできるわけでなく、閃きだけでできるわけでもなく。

「型を叩き込まれて自然に体が動くようになった。
しかし、それだけでもダメなんだ」

「やり続けなければ見えてこない。
一生続けても分からないかもしれない」

「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、
どの回を見ても心に深く響きますが、
今日は狂言という伝統的な世界の話だったこともあり、
いつもとちょっと違う感動がありました。


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